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東北大学学友会能楽部喜多会お稽古日記☆

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体は大人、頭は中二だったらしい僕です。

さて、随分しばらくぶりの更新になってしまったような気がしていたら、意外と5日くらいのことだったのですね。これを長いと見るか短いと見るかはあなた次第です。僕は知りません。

その間にはお稽古やらなんやらあったわけですが、一番のハイライトは5月17日の仙台青葉能でした。これは文化不毛の地と呼ばれる仙台において生の能が見られる極めて貴重な機会だったので、みんなで見に行ってきました。演目は能「桜川」、「綾鼓」、狂言「川上」など。
PAのトラブルや、会場の都合上音の響きが若干悪かったってのが多少気になりましたが、それを差し引いてもとてもいい舞台でした。部員の中でも純粋に楽しんでいた人や、勉強しようとしていた人まで色々いますが、それぞれ得るものはあったんじゃないかと思います。
個人的には、特に地謡の表現の幅というところに注目しながら見ていました。現在最も突き詰めようとしている課題なので。
曲の感情を表現するために、どんな音の高さで謡うのか、どの程度音の強弱をつけるのか、どんなテンポで謡うのか、ピッチはどうか、どのくらい声を震わせるのか、なんてことをずっと考えてました。感情は技術です。桜川の網ノ段で、後半弾むように謡ってたのにすごく悲しい感じが出てたのなんか特に意外で印象的でしたね。

桜川にしろ綾鼓にしろ、ああいう叙情的な謡を真似できるようになりたーい。

瀧塚
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