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こんばんは。小澤です。
実家に帰省する人が多くて少し寂しいなぁと思う今日この頃です。
昨日のお稽古は明生会の仕舞と、老松や湯谷、湯谷ロンギをしました。
仕舞の最中に床がすべって危うく転びそうになりました。
春が近づいてきて、気持ちがふわふわしているからでしょうか?
実家に帰省する人が多くて少し寂しいなぁと思う今日この頃です。
昨日のお稽古は明生会の仕舞と、老松や湯谷、湯谷ロンギをしました。
仕舞の最中に床がすべって危うく転びそうになりました。
春が近づいてきて、気持ちがふわふわしているからでしょうか?
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どうも。今宵もT塚(仮)です。
先日の粟谷能の会のために東京に行ったときに、上野の国立博物館で能面展を見てきました。
「小面」や「翁」といったメジャーなものから、マイナーなものまで(マイナーなため名前も憶えていません。すいません)、16世紀頃の様々な能面が展示されていました。それで、能面とは見る角度によって表情が変わるものだと聞いていたので、そういうことも考慮しつつ、色々な能面を色々な視点から見てきたのですが、その中で特に目を引いたのは「泥眼」でした。
これは眼に金泥を塗るためにそう呼ばれ、「葵上」の前シテなど、品のよい美女の嫉妬に狂う様を表すそうですが、これを見ていてドキドキしてしまいました。他の面は、例えば上から見ると悲しんでいるように見え、下から見ると微笑んでいるように見える、とかなのですが、この「泥眼」は、
・上から見ると、悲しみながら恨んでいるように見える
・下から見ると、ぶち切れる寸前のように見える
・そのくせどちらの場合も、それを表に出さず内側にドロドロとため込んでいるように見える
といったどうしようもない代物で、見ているうちになぜだか目が離せなくなってしまいました。女性は大切にしないとダメですね…いや、みなさんが期待するような深い意味はありませんが。誠に残念ながら。
泥眼
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そんなこんなで、色々楽しんできましたとさ。
先日の粟谷能の会のために東京に行ったときに、上野の国立博物館で能面展を見てきました。
「小面」や「翁」といったメジャーなものから、マイナーなものまで(マイナーなため名前も憶えていません。すいません)、16世紀頃の様々な能面が展示されていました。それで、能面とは見る角度によって表情が変わるものだと聞いていたので、そういうことも考慮しつつ、色々な能面を色々な視点から見てきたのですが、その中で特に目を引いたのは「泥眼」でした。
これは眼に金泥を塗るためにそう呼ばれ、「葵上」の前シテなど、品のよい美女の嫉妬に狂う様を表すそうですが、これを見ていてドキドキしてしまいました。他の面は、例えば上から見ると悲しんでいるように見え、下から見ると微笑んでいるように見える、とかなのですが、この「泥眼」は、
・上から見ると、悲しみながら恨んでいるように見える
・下から見ると、ぶち切れる寸前のように見える
・そのくせどちらの場合も、それを表に出さず内側にドロドロとため込んでいるように見える
といったどうしようもない代物で、見ているうちになぜだか目が離せなくなってしまいました。女性は大切にしないとダメですね…いや、みなさんが期待するような深い意味はありませんが。誠に残念ながら。
泥眼
そんなこんなで、色々楽しんできましたとさ。
僕には一炊の栄華も訪れません。T塚(仮)です。
さて、3月2日は東京の国立能楽堂まで粟谷能の会を見に行きました。
演目は「邯鄲」と「隅田川」で、どちらも素晴らしかったですが、特に「邯鄲」に感動しました。
この曲のあらすじを紹介すると、人生に思い悩んでいる蜀の国の廬生さんが、邯鄲の里で泊まった宿で、仙人が置いていった、悟りを開くことが出来るという枕で眠りにつきます。すると勅使が現れ、廬生を皇帝に迎えると言います。皇帝になった廬生は、不老不死の酒を飲み、歓喜の舞を舞い、50年間栄華を極めた日々を送ります。しかし、それもすべて夢の中のこと。宿の女主人が枕元で、粟飯が炊けたと言って廬生を起こします。目が覚めた廬生は、呆然としますが、人生とは何事も一炊の間の夢に過ぎないのだと悟り、帰って行く、という話です。
この曲は、後半の展開が素晴らしかったです。廬生が皇帝として舞を舞い、輝いているシーンから、(夢の中で)それが夢なのだと気づき、臣下も宮殿も消えていくことに狼狽するシーン、そして目が覚めて、ただ呆然と悲しむシーン、という一連の流れは、本当に鳥肌が立ちました。夢の終焉に向かって地謡、囃子が最高潮に盛り上がっていったところから、夢が覚めて一気に静寂が訪れ、そのあと呆然としたように静かに謡う、といった演出には、涙が出そうになりました。能を見て泣きそうになるのは初めてかも…
また、今回の邯鄲には、「傘之出」という小書きがついていました。廬生が最初に傘を持って現れ、帰るときに女主人からまた傘を受け取って帰る、という特殊演出なのですが、それがまたこの曲のラストをよくしていたように思います。地謡がすべて謡い終えた後に、女主人と軽い会話を交わして帰って行く様は、この曲の最後を劇的なものにするのではなく、逆にものすごく日常的なものにすることで、この曲の持つむなしさを一層引き出していたように感じました。
終演後は、ただ呆然とするのみでした。
ということで、今まで見た能で多分一番感動してきた僕でしたが、感動するだけでなく、しっかり勉強もしてきました。特に今回は謡のテンションの盛り上がり方、下がり方、幅の付け方が素晴らしかったので、しばらくはそれをテーマに謡っていこうと思います。
今回は色々と得るものが多かったです。こういった能を見れたことに感謝!ですね。それでは、長々と瀧塚でした。
さて、3月2日は東京の国立能楽堂まで粟谷能の会を見に行きました。
演目は「邯鄲」と「隅田川」で、どちらも素晴らしかったですが、特に「邯鄲」に感動しました。
この曲のあらすじを紹介すると、人生に思い悩んでいる蜀の国の廬生さんが、邯鄲の里で泊まった宿で、仙人が置いていった、悟りを開くことが出来るという枕で眠りにつきます。すると勅使が現れ、廬生を皇帝に迎えると言います。皇帝になった廬生は、不老不死の酒を飲み、歓喜の舞を舞い、50年間栄華を極めた日々を送ります。しかし、それもすべて夢の中のこと。宿の女主人が枕元で、粟飯が炊けたと言って廬生を起こします。目が覚めた廬生は、呆然としますが、人生とは何事も一炊の間の夢に過ぎないのだと悟り、帰って行く、という話です。
この曲は、後半の展開が素晴らしかったです。廬生が皇帝として舞を舞い、輝いているシーンから、(夢の中で)それが夢なのだと気づき、臣下も宮殿も消えていくことに狼狽するシーン、そして目が覚めて、ただ呆然と悲しむシーン、という一連の流れは、本当に鳥肌が立ちました。夢の終焉に向かって地謡、囃子が最高潮に盛り上がっていったところから、夢が覚めて一気に静寂が訪れ、そのあと呆然としたように静かに謡う、といった演出には、涙が出そうになりました。能を見て泣きそうになるのは初めてかも…
また、今回の邯鄲には、「傘之出」という小書きがついていました。廬生が最初に傘を持って現れ、帰るときに女主人からまた傘を受け取って帰る、という特殊演出なのですが、それがまたこの曲のラストをよくしていたように思います。地謡がすべて謡い終えた後に、女主人と軽い会話を交わして帰って行く様は、この曲の最後を劇的なものにするのではなく、逆にものすごく日常的なものにすることで、この曲の持つむなしさを一層引き出していたように感じました。
終演後は、ただ呆然とするのみでした。
ということで、今まで見た能で多分一番感動してきた僕でしたが、感動するだけでなく、しっかり勉強もしてきました。特に今回は謡のテンションの盛り上がり方、下がり方、幅の付け方が素晴らしかったので、しばらくはそれをテーマに謡っていこうと思います。
今回は色々と得るものが多かったです。こういった能を見れたことに感謝!ですね。それでは、長々と瀧塚でした。
こんばんは。
明日は粟谷能の会
まだ二回目ですが、前回から学んで多少の予習をしていきたいです
東京に一日早く来ました。友達の家から書いてます。
青春18で来たのでもうへとへとです。1人で電車七時間は飽きますね。
明日の開演中に夢の世界へ旅立たないように早く寝たいと思います。
夢の中まではJRも通ってないはず!
では明日のお能楽しみたいと思います。
おやすみなさい
明日は粟谷能の会
まだ二回目ですが、前回から学んで多少の予習をしていきたいです
東京に一日早く来ました。友達の家から書いてます。
青春18で来たのでもうへとへとです。1人で電車七時間は飽きますね。
明日の開演中に夢の世界へ旅立たないように早く寝たいと思います。
夢の中まではJRも通ってないはず!
では明日のお能楽しみたいと思います。
おやすみなさい
この日は大学試験前期日程の最終日。
新入生に向けてビラ配りをしました。
でも配るうちに、私は本当に大学生?
という気分になってしまったのです。
最近の高校生って大人びてますよね。
ちなみに私はおまけつきのビラをもらえました。
おいしかったですよ。
さてさてお稽古ですが、前半は連吟「小督」と「竹生島」を、
後半は新歓の練習をしました。
だいぶ思い出せてきているようで、すんなり舞える人が多数でした
例外的に「湯谷」+「西王母」+「草紙洗小町」で頭の中がごちゃごちゃになっている人もいましたが。
あとは仕舞に合わせて地謡が出来るようになることが大切かなーと。
また久しぶりに先輩が遊びに来てくれて賑やかでした。
賑やかなのはよきことかな。
新歓ビラをもらって、この日記にたどり着いた者よ
ぜひお気に入りに登録を。ついでに東北大喜多会にも・・・
目指せ身長180cm!
新入生に向けてビラ配りをしました。
でも配るうちに、私は本当に大学生?
という気分になってしまったのです。
最近の高校生って大人びてますよね。
ちなみに私はおまけつきのビラをもらえました。
おいしかったですよ。
さてさてお稽古ですが、前半は連吟「小督」と「竹生島」を、
後半は新歓の練習をしました。
だいぶ思い出せてきているようで、すんなり舞える人が多数でした
例外的に「湯谷」+「西王母」+「草紙洗小町」で頭の中がごちゃごちゃになっている人もいましたが。
あとは仕舞に合わせて地謡が出来るようになることが大切かなーと。
また久しぶりに先輩が遊びに来てくれて賑やかでした。
賑やかなのはよきことかな。
新歓ビラをもらって、この日記にたどり着いた者よ
ぜひお気に入りに登録を。ついでに東北大喜多会にも・・・
目指せ身長180cm!
(03/28)
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(03/24)
(03/24)
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