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東北大学学友会能楽部喜多会お稽古日記☆

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遅くなってしまいましたが、好謡会の感想を書こうと思います。成澤です。
僕の出番は一番最初の「経政」だけでした。しかし、初めての役のある謡。たった一言なのですが、とても緊張しまし。仕舞のシテ謡だと思えばいいよと言ってくれた人もいましたがやっぱりむずかしいですね。声が出ていたのかどうかどころか、その一言を発する直前にはまともに周りの音が聞こえないほどでした。後で話を聞くとお稽古のとき以上に声は出ていたらしく、ほっとしました。
同音部分もうまく乗れていたと思うのでよかったです。
また仕舞では、これが初舞台という人もいました。残念ながら僕は見ることができなかったのですが、うまく舞ったのだろうと思います。
東北大喜多会としての演目は以上でした。
ですが部員のうちみちのく明生会の連吟「弦上」には二名、仕舞「安宅」の地謡には一名が参加させていただきました。みちのく明生会の方々の謡いに参加できたことはよい経験になるのでしょうね。このときも僕は見所にはいられなかったのが残念です。
また喜ばしいことに、出演者の方にまだ学生で若いのに声が出ていて良いとお褒めの言葉をいただけました。この場を借りてお礼を申し上げたいと思います。

会が終わり帰りには部員の数名が足軽まんじゅうを買っていました。おいしかったです。

最後になりますが、トラブルもなく良い会だったと思います。
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なりさわです。
今日は「瑞鳳殿秋の能楽」がありました。
一年二名と上級生一名が地謡に参加させていただきました。やはり普段謡うのとは雰囲気が異なり緊張しました。今回は屋外のステージで行ったため自分の声が出ているのかどうかや周りの音が聞きにくかったりとなかなか合わるのが大変でした。もっとしっかり謡えるようになりたいです。
またこの催しは喜多流以外の方々の舞や謡がありました。知っているものは「葛城」の地謡ぐらいでしたが、この流派ではこう謡うのかと気づくことができる部分もありとても面白かったです。最後の舞囃子をみて、やはり舞囃子をやってみたいなと思いました。あっという間の一時間半でした。
喜多流以外のものを実際に見て、感じられて勉強になりました。
もっといろいろなものを見たいとも思いました。

さてそこで明日は白石市の碧水園能楽堂で「好謡会」があります。ここでいろいろ見てきたいと思います。
また東北大喜多会も仕舞と連吟を披露します。時間に都合のつく方は、足を運んでみてください。
行ってきました。明生会。特に頼まれたわけでもありませんが、自分自身の反省という意味も込めて、かなり個人的ですが報告書きます。あ、ちなみにT塚です。
最初は仕舞「田村クセ」、「猩々」、「西王母」の地謡でしたが、これはなんだか申し訳ない感じになってしまいました。もともとあまり緊張しない質なんですが、初めて地頭を勤めたということもあり、久しぶりにかなり緊張して、緊張したということに動揺しました。呼吸が上手くいっていなかったようで、息が苦しくなった後のもう一伸びがまったくなかったり、声が震えていたり、そもそも音程、リズム、声量が不安定だったりと、割とさんざんでした。大切なものはリラックスだと心底痛感。場数を踏めば何とかなるものですかね?
次の自分の仕舞の「敦盛クセ」も、なんだかなーっていう出来でした。舞台が予想していたよりも滑りやすかったというのもあるんですが、地に足がついていない感じ。仕舞の最大の課題であった「重心の低さ」はクリア出来ませんでした。シテ謡に関しては、悲しそうな感じが出せていい感じだったと思います。
連調「湯谷ロンギ」の地謡は特になし。何か間違えた気が。
そして連調「天鼓」は、練習では打てていたんですが、よくわからないミスを3回くらいやらかしました。集中力が切れてたって訳じゃないと思うんですけどね。
ということで、明生会前半戦はグダグダなまま終わってしまいました。最初からいまいち流れに乗りきれなかったことが敗因かなと。
しかしおよそ6時間30分のインターバルを挟んで迎えた後半戦の舞囃子の地謡は、前半戦とは一転して非常にいい状態で望むことが出来ました。というのは、その直前に大阪大学の仕舞を見たからです。
以前から阪大が明生会に出るということは聞いていたので、実はかなり意識していました。で、率直な感想なんですが…やっぱり上手いですね。一つ一つの型やすり足が綺麗な上に迫力があり、地謡も重量感があって、見ていて興奮すると同時に安心出来るようなすばらしい仕舞でした。
そんなものを間近で見せられてはエキサイトしないわけにいかなかったので、舞囃子の地謡は「何ヶ月ぶり?」っていうくらいの高いテンションで謡うことが出来ました。
まず「草紙洗小町」は、謡う部分が短かったんですが、声量、音程といった基本的な点で普段より三割増くらいのパフォーマンスが出来たと思っています。
そして「百萬」の地謡。澤口さんには申し訳ないんですが、結果的にこれが今回のメインイベントとなりました。最初から最後まで最高潮の状態をキープでき、「ブチ切れた謡」というものが出来たと思います。現時点で可能な最高の謡だったと思うし、何より謡っていて非常に楽しかったです。その分かなり暴走してしまった気もしますが、間違いなく今までやってきた中で最も満足感のある出来でした。
ということで、阪大に刺激を受けたおかげでそんなことが出来たので阪大さまさまです。もし前半戦の前に見れていたらどう変わっていただろうと少し考えますが、とにかくこういった機会を与えてくださった明生先生には感謝です。明生会が終わり、うちの部にとっては大きな区切りとなるわけですが、このモチベーションを保ったままさらに精進していきたいです。
なんか報告というよりマジで感想文になりました。長すぎる文をだらだらと、ごめんなさい。読んでくれた方がいたとしたらありがとうございます。というかごめんなさい。これからは今まで以上に頑張っていこうと思います。

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